コラム

夏の上手な水のとり方

今年の夏は急に暑くなりましたね。汗によって体の水分が失われ脱水状態になると熱中症だけでなく脳梗塞のリスクも高くなります。夏の健康を守るためには適切な水分補給が大切です!

《脱水と脳梗塞の関係》
汗をかくなどして脱水状態が続くと、血液が濃縮されて粘度が高まり、血栓ができやすくなることが原因と考えられています。特に注意が必要なのは睡眠中の脱水です。脳梗塞は夜の間に発生して起床時に気づくというパターンも多く、これは睡眠中の脱水が引き金になるためです。

《水分補給が重要なタイミング》
汗をかいた後ももちろんですが、就寝前と起床時、入浴・運動前などの汗をかく前にも水分を十分にとりましょう。そのつどコップ1杯くらいの水(150~200mℓ)を飲むとよいです。また、夜中に起きたときも1杯飲むことをおすすめします。
気温が高い場所ではこまめに水分補給をすることが熱中症予防につながります。暑いときには疲れやだるさを感じる前に、早めに水分をとりましょう。

《日常生活での注意点》
日常生活のなかでのどの渇きに気づきにくい場面にも注意が必要です。
飲酒のあとには、飲んだアルコールの量以上に尿として水分が排泄されます。お酒を飲んだ後には意識して水分をとるようにしましょう。
また、エアコンによる室内の乾燥では不感蒸泄という皮膚や呼気からの水分の蒸発が多くなります。不感蒸泄は汗と違い水分が失われていることに気づきにくいので、エアコンの効いた室内でもこまめな水分補給を心掛けてください。

《1日にとる水分量の目安》
個人差はありますが、日常生活での成人の飲み物からとる水分は1.5ℓが目安です。朝昼晩の食事とその合間、入浴後と就寝前にコップ1~2杯の水を飲むくらいが目安です。

《どんなものを飲めばよいか》
特にたくさん汗をかいたあとですぐに食事をしないようなときは、スポーツ飲料などのナトリウム(塩分)の含まれるものを飲みましょう。すぐに食事をする場合は食事から塩分を補えるので水やお茶などで大丈夫です。
日常生活でのあまり汗をかいていないときにも特にスポーツ飲料を飲む必要はなく、水やお茶で十分です。
また、高血圧などで塩分制限のある方はスポーツ飲料や塩入飴などをむやみに摂取しないように注意しましょう。
暑い夏を乗り切るためには水分だけでなく十分な栄養補給も必要です。
食欲の低下しがちな季節ですが、栄養価の高い旬の食材を食事にとりいれて元気に夏を乗り切りましょう!
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