コラム

体を温める食事

この寒い冬を楽しく乗り切るためには、体を温めて、病気やウイルスに負けない体作りが大切になります。免疫力を高めるためには、日頃の栄養が重要です。そこで今回、体を温める食材を紹介します。
 免疫力を高めるには、かたよった食材だけでは高まりません。何よりも大切なのは食事全体のバランス。主食、主菜、副菜をそろえましょう。
 末梢の血管まで血液が流れるように、赤血球を変形させたり、血管を広げたりするビタミンE、全身に酸素を運ぶ鉄の摂取は重要です。
また、鉄の吸収をサポートするビタミンCや、とうがらしに含まれ、発汗や血行を促進して体温を上げるカプサイシン、筋肉の疲労を分解するビタミンB1などもとるとよいでしょう。下記で紹介する食材を積極的に取り入れ、過度の糖分や脂肪、塩分を控えます。
糖分や脂肪は血糖や中性脂肪を増やし、塩分は体液の濃度を上げ、血行不良の原因となります。夏が旬のきゅうり、なす、トマトなど、体を冷やす食品は、加熱調理するようにします。

(主食)
 体を温める作用のあるもち米や、ビタミン豊富な胚芽精米のごは  ん、小麦胚芽のパンなど
(主菜) 
 血行の循環を促進するビタミンEが豊富なサケや、サバ、サンマ、ウ ナギなどの青背魚、小豆、黒豆、鶏肉、鶏レバーなどの肉
(副菜)
 かぼちゃ、たまねぎ、ねぎ、にら、にんにく、しょうが、とうがら し、だいこん、ごぼう、白菜、人参、山芋。ねぎ特有の香り成分ア リシンには、ウイルスから体を守り、ビタミンB1と結合して、ビタ ミンB1の吸収を高めます。また、ねぎの白い部分には発汗促進、解 熱、鎮痛などの作用があります。しょうがの辛味成分ジンゲロンに は体を温め、血行を改善する効果があります。そのため、風邪のひ きはじめや冷え症、冷え症が原因の膀胱炎や生理痛緩和に有効とさ れています。とうがらしの辛味成分カプサイシンには、脂肪や炭水 化物の代謝を活性化し、肥満予防や疲労回復効果が。血液の循環を 改善し、体を温め、冷え症を解消。夏バテや、二日酔いにも効果的 です。
 (その他)
 アーモンドやカシューナッツなどの種実類、皮の精油成分が体を温 めるゆずなどのかんきつ類。

生活面では、ストレッチやマッサージで筋肉のこりをほぐすことや、ぬるめのお風呂で体を温めることも効果的です。
日頃の食生活、生活習慣に気を付けて、元気に冬を楽しみましょう。


コラム担当 : 寝屋川店 栄養士 鳥井
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